地球が消滅するとなったら、人類は他の惑星に移住できるか?
正月休みに、こんなテーマのドキュメンタリー番組を見ました。
o( ̄― ̄;)ゞううむ
設定としては
「中性子星が太陽系に近づいてきていることがわかり、地球滅亡の日まであと70年」
ということです。
さて、人類は地球を脱出して、新しい惑星に移住することができるでしょうか?
皆さんはどう思いますか?
番組では、技術的な側面での可能性を取り上げていました。
メインは、移住に使う宇宙船についてです。
・エンジンはどうするのか?
・重力や光はどうするのか?
・食料はどうするのか?
などなど。
おそらく、技術的な問題は解決できるのではないかと思います。
しかし、僕は「脱出・移住が成功するか?」ということについては、
『絶対無理』
と考えます(^。^;)
なぜなら、宇宙船の建造が実現する可能性は極めて、ほんとうにきわめて低いからです
(^。^;)
その理由は、計画を阻止する人の存在です。
仮に、宇宙船に乗れるのが1,000万人だとしましょう。ま、これ自体がかなりムチャな数字ですが(^^;
(ちなみに、技術的には1,000万人乗れる宇宙船を一機作るよりも10万人乗れる宇宙船を100機作るほうが現実的です)
1,000万人は、現時点での全世界の人口の0.15%です。
その1,000万人をどう決めるかも大問題ですが、それよりも
脱出できない99,85%の人が、脱出できる人のために仕事をし、(資源を残す為に)生活を切り詰め、建造に必要な経済的な活動と社会の秩序を70年間維持できるか?、ということです。
(・へ・;;)うーむ・・・・
もちろん、人類存続を最優先に考える人もも多くいることでしょう。
しかし、そういう人が仮に99.00%いたとして、
残りの0.85%が、脱出を否定する人
さらに、全体の0.05%が、暴力的な手段で脱出計画を阻止する人(仮にテロリストと呼びます)
だとしましょう。
さて、この0.05%とは一体何人でしょう?
そう、約300万人です。
300万人とはどのような数字か、ちょっと見てみましょう。
※「テロリストとして活動可能な年齢を考慮すればもう少し数は減るんじゃない?」という考
えもあるのですが、なにせ70年間ありますから、赤ん坊も大人になっちゃいますねぇ^_^; 今回は論文ではないのでその辺はあまり突っ込まないで考えてます。
・2012年度の訪日外国人の約28%
・大阪市の人口の約113%
・茨城県の人口とほぼ同じ
・モンゴルの全人口とほぼ同じ
・あなたが2,000人と名刺交換をしてるとすれば、そのうち一人はテロリスト
・2014年1月現在、世界には195カ国、そのすべての国に約15,000人のテロリスト
300万人ものテロリストがいたら、このような壮大かつ緻密な宇宙船建造計画は、破壊的な行為によって失敗、ですよね~
(>_<)
つまり、全人類の99%が人類存続のために必死でがんばったとしても、宇宙船は作れないだろう、と僕は考えてしまうわけです・・・
では、このテロリストが何人ぐらいだったら、宇宙船の建造計画は成功するか、ですが、1万人ぐらいだったら、破壊活動を阻止できる確率的になんとかなるんじゃないかと思います。
数字で言えば、全人口の0.00015% です。
物理的な地球破滅の時が来る前に、人類の精神性が飛躍的に向上していますように・・・
(^_^;)