【備忘録】Windows XPで起動後しばらくパソコンが異常に遅くなる事態の解消法
多くの場合、悪さをしているのがMicrosoft Update(MU)の場合のようです。
起動後、MUが勝手に「アップデートするものは無いか~」とパソコンの中をこねくり回すのですが、その動作に非常にメモリを消費する (結果的にCPUもたくさん使う)ため、許せないほど遅くなるようです( ̄へ ̄|||) ウーム。
ただし、処理が終わればCPUもメモリも開放されるので、「放っておくとなぜだか動作速度が回復する」ということになります。
本稿はその対処法なので、まずはMUが犯人なのかを確認します。
ちょっとマニアックぽいですが、でも難しいことではありませんので、やってみてください。
<確認方法>
①パソコン内で動作しているプログラム(プロセスといいます)を詳細に見るためのツールをダウンロードし、インストールします。
http://www.forest.impress.co.jp/library/software/prcsxplorer/
②Process Explorerを起動します。
そうすると、プロセスの一覧がでてくるので、その中でCPUを一番使っているものを探します。
(ちなみに、MUの場合、大体90%以上のことが多いです)
③ ②で見つけたプロセス(一覧の一番左の項)がsvchost.exeで、その名前の下(子供)のプロセスの右側に目線を移して「Description」という項目に「Microsoft Update」と表示されていれば、MUが悪さをしている証拠です。
ヤハリコイツカ w( ̄△ ̄;)wおおっ!
<対処方法その1>
③の続きで、その行の左にまた目線を移して、プロセス名の上で右クリックをします。
そうすると、いくつかの選択メニューが出てきますので「Set Priority」をクリックします。
するといくつかの選択がでてきて、多分「Nomal:8」となっているので、一番下の「Idol:4」をクリックします。
これによって、処理の優先順位が下がって、他の処理がまともに動き始めます。
<対処方法その2>
そもそもこれは、MUが「自動更新」という設定になっているときに発生するようです。
ですので、自動更新をやめてしまえば大丈夫です。
やりかたは、こちらを参照してください
http://support.microsoft.com/kb/306525/ja
なお、文中には「Windows Update」と書かれていますが、よーく読むと「Microsoft Update」についても同様であることがわかります。
ちなみに、僕は設定を
「更新を自動的にダウンロードするが、インストールは手動で実行する」
というものにしています。
<ご参考>
事務所や自宅などの複数のPCで同じバージョンのXPを使っているにもかかわらず、この「許せないほど遅くなる現象」が起こるPCとそうではないPCがあることを不思議に思っていたのですが、いろいろ調べてみると、メモリが1GB以下だと起こりやすいようです(僕の場合、確かに1GB以下のPCが遅くなります)。
かなりアバウトな書き方でスミマセン
(;^_^A アセアセ・・・
世の中には、それぞれについてもっと詳しく説明して下さっているサイトがあるので、そちらもぜひ参照していただければと思います。
(という逃げ口上でした~(笑))
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コメント
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【追加情報】
2013.12.29現在、MSのサイトに本件に関する記事が載っています。
http://blogs.technet.com/b/jpwsus/archive/2013/10/18/windows-xp-windows-server-2003-windows-update-svchost-exe-cpu-100.aspx
相変わらず、わっかりにくい文章なのですが、そこに書いてある対処法を要約すると、
『下記のサイトをIEで開いて、「KB2898785 xp」で検索し、自分のPCに該当するOSとIEのバージョンのセキュリティ更新プログラムをダウンロードして、インストールせよ』
ということです
http://catalog.update.microsoft.com/v7/site/home.aspx
何台かのロースペックPCでやってみましたが、問題は解決した感じがしています。
d( ̄◇ ̄)b グッ♪
それぞれのPCをもう少し使ってみて、NGであればまた情報upします。
投稿: 黒須靖史 | 2013/12/29 17:36