褒美・対価・罰
僕は、アシスタントが仕事上でミスをするとペナルティー(罰)を科すことがあります。
その主な理由としては、次の3つです
1.アシスタントの仕事が遅れたり、ミスがあったりすると、僕の仕事のペースやクオリティに大きく影響する。
2.当社のような仕事の場合、ミスがあるとクライアントに直接的に大きな迷惑をかけることになり、場合によっては取引停止ということも発生するわけで、そういう「危機感」をわかってほしいというのがひとつの理由です。
3.僕の精神衛生上のもの(笑)
もちろん、アシスタントからの異議申し立ては受け入れます。僕が勘違いしていることもよくあるし^_^;
(ただし、意義が成立するのは論理的に僕を論破できた場合のみなので、勘違い時以外ほぼ皆無です)
さて、ある日、アシスタント女史から
「ペナルティがあるなら、ご褒美も用意してください」
と上申がありました。
なるほど、ごもっとも(・o・)
そこで、次のことを考えて報告するようにいいました。
①:褒美とはどういうときに与えるものか。「対価」と比較して考えよ。
②:今までの仕事の中で、どれが「褒美をもらう」に値するか知らせよ。
③:褒美がもらえるとしたら何がよいか。
②③は皆さんと考えていただくことはできないのですが、①はどうでしょう?
僕も、改めて整理をしてみて、このようなイメージにまとまりました。
(あくまで仕事での話です)
まず、「対価」は、仕事を「期待値~許容下限」の範囲内で行ったことに対する固定の報酬。給料ですね。
それに対して、「ペナルティー」は「許容下限」を下回った場合に発生します。
ニュースなどでたまに聴く「減給○ヶ月」というような感じで、どれだけ下限を下回ったかによって違います。
逆に、「褒美」は「期待値」を上回った場合。
本人が喜ぶものをあげるわけですが、これも、どれだけ期待値を上回ったかによって違います。
もちろん、会社としては「褒美」を出してあげたくなるような仕事をたくさんしてくれたほうがいいわけです。
さて、アシスタント女史は、どんな答えを持ってくるでしょう^_^;
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