プライバシーマーク取得のお手伝いをしているあるクライアントで、事務所への警報装置を取り付けることになり、東急セキュリティー、綜合警備保障、セコムの3社に現地見積りに来てもらいました。
警備内容は3社ともほぼ同じなのですが、提案の仕方がまったく違っていました。
その事務所は賃貸マンションにあるので、できるだけ装置を付ける穴を開けたくないというのがこちらの希望です。そのためには若干警備的に死角となる部分は止むを得ないということを伝えてあります。またプライバシーマーク取得が目的であることも事前に伝えてあります。
★まず東急セキュリティー。担当の営業は女性でした。訪問日の前に図面を送って欲しいと言って来たのはここだけでした。当日、設置案を書き込んだ図面を持参し、警備内容と費用を説明した後、どうすればできるだけ穴を開けずにすむかということに時間を掛けて相談に乗ってくれました。見積もその日のうちにでました。
★次に来たのは綜合警備保障(ALSOK)。実はこの部屋、すでに総合警備の警備端末らしきものがついているのですが、電話で確認したところ入居時に契約していなかったので単なる飾り物であることがわかったという余談があります。説明はとくに可もなく不可もなくでしたが、穴のことについてはさらっと聴く程度にとどまり、また特徴もよくわかりませんでした。見積が出るのにも2日かかりました。
★最後はセコムです。ここだけ、担当営業と営業部長の2名でやってきました。事前に資料が届いていたのですが、具体的な説明の資料ではなく単に商品やサービスのパンフレットの束で、見ても何の役にも立ちません。打合せの最中、ひどかったのが部長さんで、こちらの要望を全く無視して話を進めます、担当営業も困り顔です。いい加減に余計な話ばかりするので「あなた少し黙っててください」と言ってしまいました(笑)←商談の邪魔してよくこれで部長だなぁ。。。(@_@)
警備内容は一番よかったですが、費用は他社の3倍程度です。安いプランの提示はありませんでした。
ということでもうお分かりのように東急セキュリティーにしました。こちらの要望を聞き、迅速に対応し、できることできないことをはっきり提示し、できないなら代案を考えてくる、というスタンスがとても気に入りました。
余談ですが、結果的に壁に直接穴をあけるのはたったの2箇所(3mm程度)で済みました。これ、結構画期的なんですよ(^^)v クライアントがずいぶんとアイデアをひねり出したのです。