判断力は非ルーチンの中で養われる
あるクライアントが発行しているメルマガで「直観力を養うトレーニング」というのがありました。
そのトレーニングの一環として、「毎朝、起きてから3時間、すべての判断を直感にう」というのがあります。
早速やってみたんですが、山ほど判断することがあって、結構ビックリしました。
例えば、家を出てからクライアントのところへ行くまででも、「ネクタイの色を決める」「靴を選ぶ」「どこで道をわたるか決める」「駅の改札でレーンを選ぶ」「クライアントに書ける最初の一言を決める」などなど・・・
特に僕の場合は、毎日同じルートを通うとかルーチンワークというものがほとんどありませんから、判断のしっぱなしです。
なるほど、こうやって意識をしてみると直観力というものが養われそうな感じがしました。
ところで、最近研修の依頼で多くなってきているのが「ロジカルシンキング(論理的思考)」です。
(もともとシステムエンジニアだったので、実はこれは得意分野なのです)
その研修の中で、「直感的判断」と「論理的思考」の関係についてこういうように説明をしています。
「直感的判断というのは、論理的思考が瞬間的かつ無意識に行われる場合と、本当に無から生まれる場合があります。ロジカルシンキングを習得すると前者での判断力が高まるのです」
もちろん、判断力を高めるためには、判断をする機会を増やすことが効果的です。
研修などで聞いてみると、一般的なサラリーマンは、ルーチンワークが多いので、どうしても判断をする機会が少ないようです。
ですから、意識して判断をする機会をつくらないといけないなぁ、という感想をよく聞きます。
僕のお勧めは、対戦型のスポーツをやることです。対戦型のスポーツは予測と判断と実行の繰り返しですから、トレーニングにピッタリです。おまけに健康的にもなりますので、ビジネスパーソンにはうってつけだと思うんですが(^^♪
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