コントロールできてこそ「能力」
グリーン車に乗って、隣の席に誰かが居る場合、どういうわけだか声の大きなおじさんが多いです。
こういうおじさんは、何をするにも声が大きいものです。
車内販売の販売員に声をかける、というぐらいのことならわかるのですが、咳払い、くしゃみ、うなり声、独り言などなど、大きな声でする必要のないこと、というより声をひそめたほうがマナーとしてよいことも、構わず大きな声でやってくれます。
「大きな声を出せる」というのは、一つの能力ですが、能力というのはコントロールできてこそ能力なわけです。
身体的な分野に限らず、思考的な分野でも、やはりコントロールできなければ能力ではないわけです。
例えば「部下を叱る」ということも、必要なときに叱ることができ、そうではないときには別の方法でコミュニケーションをとることができれば、能力と呼ぶにふさわしいわけですね。
さて、今日も隣には声の大きなおじさんが座っています。
ちらっと見ると、胸に議員バッチ。
うーん、これは、能力というよりも「性(さが)」でしょうか(笑)
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