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    黒須 靖史著: 会計と経営戦略
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    中小企業診断協会編: コンサルティング・コーチング
    コンサルタント向けのコーチング本です。 コーチングの基本的な考え方とスキル、そして、コンサルティングでの活用方法などを載せてあります。 この手の本にしては珍しく重版を重ねており、現在5刷です。 (中小企業診断士の資格更新研修テキストにもなっています)

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    中小企業診断協会∥編: 社内コーチング導入マニュアル
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2006/03/27

老舗ホテルの「らしさ」

Kanaya_hotel
日光金谷ホテルに泊まってきました。
創業130年、外国人のための民宿を端とする日本のリゾートホテルの老舗です。
改装や改築などをしてはいるものの、オープン当時のクラシックな建物です。
高い天井や、スチームヒーターのぬくもりは、落ち着いた滞在に欠かせないませんね。
家具などの調度品も、古くから使われているものが多く残っています。

でも、「やはり老舗だな~」と思わせてくれるのは、年季の入った従業員の方たちの、安心できる「もてなしの気持ち」にあふれた対応ですね。

2006/03/26

仕事能力雑考

日航機ニアミス事件の判決に関する意見をあちこちで見かけます。

それで、「管制官の職務スキルとは?」ということを考えてみました。
管制官の仕事とは
・担当空域の各機の飛行状況や天候等を判断し
・各機に飛行すべき航路を
・適切なタイミングで
・間違いなく行う
ということなのだろうと想像します。

そして、これらの項目は、その職についた瞬間から、キャリアの長い人と同じレベルのものが求められる仕事だろうと思います。
すると、逆にキャリアの長い人というのは、仕事のスキル、という面から見た場合、経験や能力向上によってスキルアップする部分は何だろう、と考えてみました。
そこで
①官制に必要な判断が早く、正しくなる
②航空機に間違えなく指示をすることができる
③飛行機への指示がわかりやすくなる
④単位時間当たりの対応航空機数が多くなる
⑤より広いエリアを担当できるようになる
ということを考えてみました。

ところが、
①②③は、できて当たり前
④は、対応能力が増えたところで、通過する航空機数を増やすことはできないので、意味がない。
⑤も、④と同様にエリアを広くすることはできないので、意味がない。
となってしまいます。

そうすると、「仕事のスキルアップ」ということとはあまり縁のない職業なのだなぁ、という結論に至りました。

とすると、給料は能力や経験年数によって変わるわけではなく、それこそ「航空管制官」という仕事で均一にしやすい職業なのだろうと思います。
(実際どういう給料体系になっているかはまだ調べていませんが)

つまり、仕事に就いたその日から「プロ」と呼べる職業なんですね。
こういう職業は少ないと思います。

組織をコンサルするという視点で見た場合、こういう職場の活性化というのは難しいだけに取り組み甲斐があります。

2006/03/23

「ここは、かつて、駅だった・・・」

P504iS02307
秋葉原で朝11時まで打ち合わせがあり、同じく秋葉原で14時から打ち合わせ、というスケジュールでした。

午前の打合せを終え、昼食をとりながらその内容をまとめ終わったのが12時前。「あと2時間、どうすごそうか」と考えていました。
喫茶店で原稿や資料を作ろうかとも思ったのですが、ちょうど昼時で落ち着きません。
秋葉原の街を見て回る、というのも、イマイチ。

とりあえず駅のほうに歩いていて、ふと目に入ったのが「万世橋」という交差点の名前です。

そういえば、と、昨夜、東京駅の改札で仕事仲間と待ち合わせしていたときの景色を思い出しました。
「『さよなら、交通博物館』ってポスターがたくさん貼ってあったなぁ」
交通博物館は万世橋のたもとにあります。30年ほど前、一度行ったきりだと記憶しています。

今日はいいチャンスだ、と行くことにしました。
博物館は、今年の5月に大宮へ移転するとのことで、昔を懐かしむシニアの方達、春休みの子供達、僕のようなビジネスマン、そして鉄チャン達でとても混んでいました。

博物館は築70年を経ていますが、実は旧万世橋駅に併設していていたということを初めて知りました。ちょうど特別イベントとしてその遺構を見学できたのはラッキーでした。

大正時代のしっかりしたレンガ造りの駅舎の遺構は、いまでもしっかりと残っています。
当時のホームに続く階段を登ると、ホーム跡の横を中央本線が走り抜けます。
その遺構内で上映されたビデオのオープニングメッセージが、今日のタイトルです。

実際にその場で眼にしたそのコピーは、とても印象的でした。

顧客がどのシーンでコピーを見るのか、を考えるということは、プロモーション的に重要なことだなぁ、と感じたのでした。

2006/03/20

駅名を英語にしてみると・・・

Asakusa_line
地下鉄浅草線に乗っていて、ふと、思いました。
「駅名を英語に直訳すると、どうなるんだろう?」

例えば、こんな感じでしょうか・・・

中延:OVER THE MIDDLE
戸越:Over the door
五反田:FIVE CLOTHES PADDY
三田:THREE PADDIES
大門:BIG GATE
新橋:NEW BRIDGE
宝町:TRESURE TOWN
日本橋:BRIDGE OF JAPAN
人形町:DOLL TOWN
蔵前:IN FRONT OF THE STOREHOUSE
押上:PUSHING UP
銀座:SILVER STAGE

なかなか、趣があるものです。

2006/03/15

その言い方があったか〜

calender
クライアントのオフィスで、社長と、その会社のシステム構築を請け負っている大手ベンダーの営業マンとで今後のシステム構築体制についての打合せを行いました。
細かいことは省略しますが、その営業マンが、会話の中であるSEについて「彼は確かに、対顧客リリースに対してデリケートさが足らないので問題ですね」という言い方をしました。
一瞬、何のことだかわからなかったんですが、「彼は納期を守らない」という意味だとわかったときには、「なるほど、そういう言い方があるのか〜」と膝を打ってしまいました。

でも、遠まわしすぎですよねぇ。

2006/03/14

機体はたわむ

B777-300
今朝乗った飛行機、中型のB777(全長約70m、僕が全速で走って25秒)でした。
降りてから急ぐ必要がなかったので、ゆったりできる後ろの席を取りました。
飛行機の後ろは、機体がすぼまっている関係で、一列あたりの席数が若干不規則です。
僕が座った席は、前の列よりも1席多く、その分、列の両端の席が半分ずつ通路にはみ出しています。
そのはみ出した席に座ったのですが、その席からは、通路が前方に向かって一直線に見渡せるのです。
天候が悪く、離陸してすぐに機体が大分揺れたのですが、その席からは、機体がまるで物干し竿をしならせたようにたわむのがよくわかるのです。
理屈ではわかっていることですが、実際に、あんなにたわむのを目の当たりにすると、結構びっくりします。
ちょうどその日にスカイマークの機体亀裂が報道され、なるほど〜〜〜、と妙に納得してしまいました。

2006/03/07

急がなきゃ!

先ほど、東京商工会議所墨田支部にお招きされて、ビジネスコーチングの研修を行ってきました。
たくさんの方が参加してくださって、会議所の方によるとキャンセル待ちもかなりの数だったとのことで、大変ありがたく思っています。

参加者の中に、久米繊維工業株式会社(Tシャツの老舗)の社長と幹部の方がいらっしゃいました。
久米信行社長はblogを精力的に活用されている方で、「メール道」「ブログ道」というベストセラーも出版されています。
名刺交換の際に、久米社長や甲斐店長から「ぜひ今日の研修内容をブログで紹介したい」と言っていただきました。

研修が終わり、次の仕事場所に移動する電車の中で「ブログで紹介してもらえるなんて、ありがたいなぁ」と思っていて、ハタと気づきました。
「いかん、久米繊維工業のみなさんがupする前に、僕もupしておかなくちゃ!」

ということで、ホテルについてこうしてupしたのですが、さてさて間に合ったでしょうか・・・

■久米 信行 社長のblog:http://plaza.rakuten.co.jp/enginekimyo/
■久米 秀幸 常務のblog:http://plaza.rakuten.co.jp/jentlekume
■甲斐 誠 店長のblog:http://plaza.rakuten.co.jp/tgalaxy/

2006/03/05

===伊勢神宮とマーケティング===

伊勢での仕事があったので、少し時間を作って、神宮(正式な呼び名は「伊勢神宮」ではなく修飾のつかない「神宮」なのですね)にお参りに行ってきました。深い緑に囲まれた、一種独特の神聖な雰囲気に浸ると、身も心もさっぱりしますね。

神宮では平成25年に行われる「遷宮:せんぐう」(20年ごとに社を隣の土地に移し変える古来からの伝統)の準備がすでに始まっていました。その遷宮に関するお知らせが、神宮内の何箇所かに掲示されているのですが、もちろん寄付(奉賛:ほうさん)のお願いも記されています。「遷宮造営資金ご奉賛の受付は祈祷所にて・・・」という文面なのですが、この文面からすると、少なくとも100万円単位での寄付が必要なんだろうなぁ、という感じがしました。念のため奉賛受付窓口で「いくらからなのでしょう?」とたずねたところ、なんと「お気持ちですから、1000円からお受けしております」とのことでした。「なんだ、そんなに気負わなくていいんだ~」と言うことで、心ばかりの額を収めてきました。すると、奉賛の礼状、神宮に関する小冊子、特別参宮章(これを提示すると一般の人よりも御神体に近い場所でおまいりできます)を頂きました。その冊子を読んで初めて知ったのですが、伊勢神宮といえども、戦後は一宗教法人として独立採算で運営がなされているのだそうです。つまり、国からの補助などは一切ない、ということですね。内宮、外宮をはじめとして、約120の社と、広大な敷地、そして600名を超える職員を、自己財源だけで運営しているわけです。これは、立派な経営ですね。

そこで思ったのが、「神宮ではマーケティングということを考えているのだろうか」ということです。利益追求をしていただく必要はないのですが、日本の文化遺産を後世に残してゆくというのは重要なことです。そのためには、神宮の建築物や儀式などが存続できるような経営努力が必要なはずです。したがって、やはり企業と同じように「売れ続ける=参拝者が増え奉賛が増える」ための仕組みを考える必要があると思いました。そういう観点で考えてみると、「お札」というのはリピート客を確保するのによくできている仕組みだと思います。でも、もっといろいろなマーケティング的発想があってもいいのではないかと、考えてしまうところがコンサルタントの性でしょうか(笑) 例えば、先述の「造営資金の奉賛」です。「1000円からお受けします」とか「特別参宮章を差し上げます」といった内容をどこかに掲示するだけで、ずいぶんと奉賛してくれる人の率は高まると思います。あれだけの参拝者(年間650万人)がいるのですから、大きな額になるでしょう。造営資金に奉賛した人の心理としては、「できあがったらぜひ見にきたい(:自分の寄付が使われているのだから)」となりやすくなります。したがって、リピーターが増える可能性が高まります。そして、その次の遷宮の際のDMを出す母数が格段に増えるわけです。また、神宮といえども、お願いすれば御神楽(おかぐら)をやってもらえるということも、初めて知りました。それも、10万円程度から・・・。「神宮でお神楽をしてもらった」というのは参拝者(消費者)にとって相当なステータスになると思われます。そもそも、神宮は古くから「お伊勢参り」という超メジャーなキーワードや「天照大神をおまつりしている」というブランド力を持っているので、それを有効に使う手段はたくさん考えられるはずです。

いずれにしても、旧来の日本的な生活スタイルが変化して長い月日が経つ中で、神社仏閣で行われるさまざまな儀式のメニューを知っている人がずいぶん減っているのだろうと思います。(僕が勉強不足というだけかもしれませんが・・・)マーケティングという観点からすれば、まずは「商品を告知する」というところをもっと充実させるだけでも、ずいぶんと変わるのではないかと思っています。

そんなわけで、おせっかいなコンサルタントの知恵が少しでも役に立てばうれしいと思っているのですが、さて、こういう提案を神宮にしてもよいものかどうか、迷っています。

ではまた

2006/03/04

伊勢神宮とマーケティング

jinjya
伊勢での仕事があったので、少し時間を作って、神宮(外宮と内宮の両方)にお参りしてきました。
そこで、「神宮にももっとマーケティングを!」と思うことがありました。
ブログに書くには少し長いので、当社ホームページhttp://www.stageup.co.jp/column/index.htmlのコラムに載せました。

神社仏閣コンサルをはじめようかなぁ(笑)

2006/03/01

ヨーロッパのカフェと日本のカフェもどきの違い

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ヨーロッパに行くと、ほんとに街のあちこちにカフェがあるので助かります。
その多くはオープンテラスがあり、僕はそこでコーヒーやビールを飲みながら原稿を書いたり、街の様子を眺めたりするのが好きです。
さて、日本にもそういうヨーロッパの街角を真似したカフェが増えてきました。
確かにハード的なつくりは似ているのですが、いつも「決定的に違うな」と思うのは、ウェイターやウェイトレスのプロ意識です。
ヨーロッパではカフェでもチップを払うのが当たり前です。ですから、給仕をする人は、チップをもらえるだけのサービスをしようとします。もちろん、客になる可能性のある人を見逃すことはありません。
したがって、オープンテラスなどでも、どんなに混んでいても、どんなに店内から離れた席でも、座ったとたんに笑顔でオーダーを取りに来ます。つまり、座ったら絶対に客になるのです。
(逆に、「客にならない」とわかったら、なんと邪険に扱うことか・・・)

では日本のカフェは、というと、テラス席に座ろうものなら、大体の場合こちらから呼ばなければ来ません。混んでる店だったりすると、呼んでも来ません。
本物のカフェのようにテーブルの担当が決まっているわけではないので、「きっと誰かがオーダーとっているだろう」と思い込んで、誰も来ない、ということでもあるようです。
(だから僕は「カフェもどき」だと思っています)

そんなわけで、テラスに座ってオーダーを取りに来るのを待ちながら仕事をしていると、いつの間にかもういかなくてはならない時間になって、結局何も頼まずに立ち去ることが時々あります。

そして、今も誰も注文を取りに来ないまま、そろそろ僕は打合せの場所に向かうのです。
では。チャオ!(イタリア風のカフェもどきなので)

p.s.
今日の店は、席までは店員が案内してくれました。だから、新規客であることは、わかっているはずなんですけどね(笑)
しかも僕の席の前をひっきりなしに店員が行き来しているんでが・・・^_^;

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