モナリザが人気です
今、近所にある横浜美術館で「ルーブル美術館展」をやっています。いろいろな絵画が展示されているようですが、やはりルーブル美術館といえば
「モナリザ」
ですよね。近年、「ダビンチコード」などの話題がよくでることもあり、「モナリザ」はロングセラー商品なんだなぁ、と感心してしまいます。
さて、パリのルーブル美術館では、モナリザはどんな風に展示されているかというと、昔の街頭テレビのような感じです。だれでもそばに近寄ってみることができます(他の美術品もそうです)。
ところが、みんな写真やビデオを撮る(規則的にはOKです)ことばかりに夢中で、自分の目と心で見ようという人が少ないんですね。写真が欲しいなら、自分のカメラなんかよりプロが撮った写真集のほうがよっぽどいい写真なのに・・・。リアルで見ることの意味が薄れてしまっているのが残念です。バーチャルやデジタルが進んでいるからこそ、リアルのよさがもっと尊重される時代はもうすぐだと思います。